信頼できる質屋なのかどうかを見極めるためには、スタッフの対応に注目するのも一つの方法です。対応がしっかりしているかどうかを見極めるためには、まず電話をしてみるといいかもしれません。電話応対でも、そのお店の雰囲気をかなり掴むことができます。その時点で話し方が横柄だったり誠意がないと感じたら、利用は控えた方がいいでしょう。実際に質屋の店舗に行った場合は、質に出す品物を丁寧に扱ってくれるかをよく観察するのがおすすめです。
まず鑑定時に手袋をはめるのは基本中の基本でしょう。手袋もせずに鑑定しているようなら、ちょっと怪しいと思った方がいいです。鑑定をクライアントの目の前でやってくれることも大事です。何の断りもなく裏に持って行って鑑定するような質屋はちょっと信頼できません。ちなみに質屋のスタッフは、意外とクライアントの人物をよく観察していることを認識しておきましょう。あまりチャラチャラしたような身なり・態度で来店すると、対応が厳しくなることがあります。
世界各地で見られ日本でも古くからある質屋は、現代人にとって馴染みが薄い人が多く、どこか近寄りがたいと感じる人も少なくないのではないでしょうか。実は質屋は思いの外気軽に足を運べるお店で、売りたいもの持ち込んだり、査定を受けて売買を決める点は買取店と同じです。ただ大きく違うのは即現金買取ではなく、商品を担保に査定額の融資が行われ、一定期間の預かりが行われることです。
預かり期間中に融資額の返済を済ませれば、預け入れた商品が手元に戻ってくるので、そこは買取店と決定的に異なります。一見すると難しそうなシステムですが、質屋は査定を受けたり商品を預け入れる人がいて初めて成り立つビジネスです。その為、接客に力を入れたり初心者も大歓迎なので、経験がない人でも不安なく快適に利用できます。質屋を近寄りがたく感じたり、融資を借金と考えるのは間違いですから、思い込みや固定観念は捨てて少し気軽に利用してみるのが良いのではないでしょうか。