銀行や消費者金融からお金を借りた場合は、専用のATMや口座振込、口座振替などといった方法で返済金の支払いを行っていくことになりますが、質屋から借りたお金についてはどのように返済をすることになっているのでしょうか。
実は、質屋からの借入金の返済に関しては、元金と利息の合計金額を一括払いするのが原則となっています。
返済の際には、品物を預け入れるのと引き換えに店から交付された質札を持参し、店頭で本人確認書類とともに提示してお金を支払えば品物が戻ってきます。
これは、利息部分を支払って預け入れ期間を延長したい場合も同様です。
ただし、預ける品物や利用者のおかれている状況によっては分割払いが認められることがあるので、最初の来店時にスタッフに相談をしましょう。
なお、返済期限から1日でも過ぎてしまうと質流れとなり、預けた物は強制的に質屋のものとなります。
もう不要になった場合はそのまま放っておいても問題はありませんが、まだ使用する予定がある場合は期限までに必ず借入金を返しましょう。
質屋に持ち込んだ場合、査定額には第一印象が大きくかかわります。
やはり汚れてるよりは綺麗に手入れされていた方が良いので、事前に目立つ汚れは取り除いておきましょう。
臭いもマイナスポイントになるため、気になる時には目立たなくなるように対策をしておいた方が良いかもしれません。
特に長年使用していなかったバッグ等は臭いが付着して落ちないことがありますが、数日間風に当てるだけでも改善されます。
購入時についてきたものが揃っていると、質屋では高額査定になりますので、不要だと思うようなものでも捨てないで取っておく必要があります。
特に時計のギャランティーカードは重要であり、有ると数万円もアップすることがあるため、必ず保管しておきたいところです。
宝飾品は鑑定書がものを言い、無いと本物かを見定めるのが困難なケースもあります。
お店によっても異なるため、高く買い取ってくれるところを探すのもお勧めです。
分からない時には、いくつかのお店で見てもらうと良いでしょう。